(趣旨)

第1条　この条例は、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第244条の2の規定に基づき、美濃白川楽集館の設置及び管理に関し必要な事項を定めるものとする。

(設置)

第2条　町民に知識や情報を得る機会を提供しながら子育ての支援を充実するとともに、貴重な文化的、歴史的史料等を展示及び保存することによつて、知性豊かな人づくりと文化的で活力のある町づくりを推進するため、次のとおり美濃白川楽集館(以下「施設」という。)を設置する。

(職員)

第3条　町長は、施設に職員を置くことができる。

(指定管理者による管理)

第4条　教育委員会は、法第244条の2第3項の規定により、施設の管理運営を指定管理者(同項に規定する指定管理者をいう。以下同じ。)に行わせることができる。

(指定管理者が行う業務)

第4条の2　指定管理者は、次に掲げる業務を行うものとする。

(使用の許可)

第5条　施設のうち次に掲げるものを使用しようとする者(以下「使用者」という。)は、あらかじめ指定管理者の許可を受けなければならない。

(使用の制限)

第6条　指定管理者は、維持管理上の必要及び施設保全に支障があると認められるときは、施設の使用を制限することができる。

(許可の取消等)

第7条　指定管理者は、使用の許可を与えた場合においても、使用者において、次の各号の一に該当する事由があると認めるときは、その使用の許可を取り消し、又はその使用を中止させることができる。

(使用料)

第8条　第5条の規定に基づく施設の使用については、別表に定める使用料を納付しなければならない。ただし、公用又は公益上使用するとき、若しくは教育委員会が特に必要があると認めるときは、使用料の全部又は一部を減免することができる。

(施設の原状回復等)

第9条　使用者は、施設の使用が終わつたとき、又は使用の許可を取り消されたとき、若しくは使用の中止を命ぜられたときは、すみやかに原状に復さなければならない。

(損害の賠償)

第10条　使用者は、その責に帰すべき事由により施設又は設備をき損若しくは滅失したときは、教育委員会の定めるところによりその損害を賠償しなければならない。

(委任)

第11条　この条例の施行に関し必要な事項は、教育委員会が規則で定める。